米雇用統計の見方|初報は「途中集計」である
「世界で最も市場を動かす統計」の癖は、二本立て、途中集計、そしてものさし。7月2日の+5.7万人で世界が動いた夜をどう見るか、次の8月7日の前に一度だけ丁寧に。
「世界で最も市場を動かす統計」の癖は、二本立て、途中集計、そしてものさし。7月2日の+5.7万人で世界が動いた夜をどう見るか、次の8月7日の前に一度だけ丁寧に。
介入は隠せる。だが配管には数日遅れの概算という形で痕跡が残る。誰でも無料で見られる「介入探知機」の使い方を、4月30日の実例つきで。
「利上げしたのに通貨が下がった」。その多くは織り込みの構造で説明がつく。市場はニュースの前に動く。どこまで動いているかは、確率のかたちで毎日見られる。仕組みを一度だけ丁寧に。
円は約39年半ぶりの安値、ウォンは輸出が過去最高でも下落。同じ通貨安でも、円は投機と財政、ウォンは資本流出が主役です。為替を動かすのは貿易か、それとも資本か。2つの通貨を並べて確かめます。
金は利息を生みません。なのに、実質金利が2%台に高止まりしたまま史上最高値を更新しました。教科書の逆相関と、それが崩れた2020年代。金を見る4つの物差し(実質金利・中銀購入・ドル・流動性)を整理します。
「利上げか据え置きか」は、実は会合前にほぼ織り込まれています。市場が動くのはドットチャートの分布と会見の言葉です。そして2026年は、その「見方の型」自体が新議長の下で変わり始めました。7月28〜29日の次回会合を前に、その型を確かめます。
物価のニュースで毎月見るCPIには、この夏、静かながら大きなイベントが控えています。統計のモノサシを5年ぶりに作り直す「基準改定」です。前回は公表済みのインフレ率が一夜で0.7ポイント書き換わりました。どのCPIを、どう見ればいいのかを整理します。
債券の価格と利回りはシーソーの関係にあります。では、いまの超長期金利の上昇は「利上げ予想」なのか「財政リスクの上乗せ」なのか。国債という世界で一番大きな借金の値段の見方を、金利が家計に届く経路まで確かめます。
「介入」は毎日見出しに出るのに、仕組みは意外と知られていません。誰が決めるのか、お金はどこから出るのか、効くのか、実施をどう見分けるのか。4つの問いで確かめます。財務省の「答え合わせ」の前にどうぞ。