独立系マクロ経済ニュースレター

世界経済をポジションに縛られずに分析

為替・金利・中央銀行の動きを、出典つきで中立に整理します。

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ポジションに縛られない

売りたいから強気を語る、持っているから弱気を見ない。そうした立場から解放されて自由に書きます。

出典を必ず示す

数字と事実には確認できる出どころを添えます。一次情報を優先します。

あとで答え合わせ

見立ては言い切って終わりにせず、時間が経ってからあらためて採点します。

煽らずプレーンに

「見逃すな」「今すぐ」とは書きません。強気と弱気を同じ重さで並べ、淡々と書きます。

最新の記事

金融政策 ・ 米国2026.08

据え置きは予想どおり、壊れたのは30年債|FOMC結果編

政策金利は0.01ポイントも動かず、30年債だけが19年ぶりの高さへ。委員会は9対3に割れ、議長は説明を絞りました。動いたのは金利ではなく、30年先を推定するための材料の質のほうだ、と私はみています。

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2026.07

災害の被害額は、あとから書き換わる|熊本と、311の15年

最初に出る被害額は、なぜいつも小さいのか。311では初動の試算が津波を含まず、政府の16.9兆円もストックの毀損だけを数えたものでした。被害額の書き換わり方には三つの型があります。そして三つ目は、最後まで金額になりません。

2026.07

AIの軍資金|米は社債で借り、中国は国家で束ねる

市場の財布には撤退ボタンが付いている。国家の財布には付いていない。AIサイクルが下を向いたとき、二つの財布は正反対に動くはずです。総額ではなく「撤退の条件」から見る米中比較。

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解説 ・ 市場 ・ 読み方2026.07

「織り込み済み」とは何か|市場はニュースの前に動く

「利上げしたのに通貨が下がった」。その多くは織り込みの構造で説明がつく。市場はニュースの前に動く。どこまで動いているかは、確率のかたちで毎日見られる。仕組みを一度だけ丁寧に。

中国 ・ クレジット ・ 金融政策2026.07

輸出は+27%、融資は減速 中国経済の3か月

同じ工場から出た車が、外では+69.6%売れ、内では-16.1%。3か月続く「外は加速、内は収縮」はどちらが先に折れるのか。7月末の政治局会議・8月の貿易統計・7月分TSFで、その答えは確かめられます。

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年金 ・ 日本 ・ 金利2026.07

発言ひとつで円が1円動いた|GPIFは誰の意向で動くのか

発言ひとつで円が1円動き、長期金利が10bp下がりました。GPIFの国内シフトは利上げに頼らない円安対策か、それとも資産配分の独立性への一線か。7月14日の20年債入札・7月中旬の骨太閣議決定・8月のGPIF開示。答え合わせの日付を並べます。

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金融政策 ・ 米国 ・ 金利2026.07

12対0で据え置き|消えたのはフォワードガイダンス

議事要旨が示したのは、次の一手ではなく「考え方」の変化でした。約束(フォワードガイダンス)を外し、場合分けで語る枠組みへ。タカ派の兆しと見るか、整理に過ぎないと見るか。7月14日のCPIが最初の分岐点になります。

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解説 ・ 為替 ・ 新興国2026.07

ウォンは輸出過去最高でも下落、円安とは理由が別

円は約39年半ぶりの安値、ウォンは輸出が過去最高でも下落。同じ通貨安でも、円は投機と財政、ウォンは資本流出が主役です。為替を動かすのは貿易か、それとも資本か。2つの通貨を並べて確かめます。

金 ・ 原油 ・ 実質金利2026.07

原油が跳ねても反応しなかった金は実質金利に負けたのか

原油が跳ねれば金も上がるとは限りません。実質金利が切り上がった今回、「有事の金」は実質金利に負けました。一時的な逆転か、それとも力関係そのものの変化か。どこを見れば答え合わせできるかを整理します。

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解説 ・ 金 ・ 世界2026.07

金は利息を生まないのに、実質金利2%台でも最高値

金は利息を生みません。なのに、実質金利が2%台に高止まりしたまま史上最高値を更新しました。教科書の逆相関と、それが崩れた2020年代。金を見る4つの物差し(実質金利・中銀購入・ドル・流動性)を整理します。

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解説 ・ 金融政策 ・ 米国2026.07

FOMCで相場を動かす本当の要因はドット分布と会見の言葉

「利上げか据え置きか」は、実は会合前にほぼ織り込まれています。市場が動くのはドットチャートの分布と会見の言葉です。そして2026年は、その「見方の型」自体が新議長の下で変わり始めました。7月28〜29日の次回会合を前に、その型を確かめます。

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解説 ・ インフレ ・ 日本2026.07

前回は一夜で0.7pt動いたCPI|今夏また基準改定

物価のニュースで毎月見るCPIには、この夏、静かながら大きなイベントが控えています。統計のモノサシを5年ぶりに作り直す「基準改定」です。前回は公表済みのインフレ率が一夜で0.7ポイント書き換わりました。どのCPIを、どう見ればいいのかを整理します。

財政 ・ 金利 ・ 日本2026.07

30年金利が4%、動いたのは「原案」段階だけ

売られたのは「決定」ではなく「案」でした。2年金利は動かず、30年だけが4%に乗りました。市場が値付けし直したのは利上げ予想ではなく、長く貸すリスクの値段です。何が書いてあり、どこを見ればいいのかを、一次資料から確かめます。

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解説 ・ 金利 ・ 日本2026.07

利回りは価格の裏返し、上昇は利上げ予想か財政リスクか

債券の価格と利回りはシーソーの関係にあります。では、いまの超長期金利の上昇は「利上げ予想」なのか「財政リスクの上乗せ」なのか。国債という世界で一番大きな借金の値段の見方を、金利が財布に届く経路まで確かめます。

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解説 ・ 為替 ・ 日本2026.07

為替介入とは何か 毎日見出しに出ても仕組みは知られない

「介入」は毎日見出しに出るのに、仕組みは意外と知られていません。誰が決めるのか、お金はどこから出るのか、効くのか、実施をどう見分けるのか。4つの問いで確かめます。7月31日の「答え合わせ」の前にどうぞ。

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為替 ・ 金融政策 ・ 米国2026.07

弱い雇用と改善した失業率を受け利上げ観測は半分だけ生存

弱い雇用と「改善」した失業率が同居した一夜。円は一時160円64銭、利上げ観測は半分だけ生き残りました。前号で示したチェックリストを、結果で上から順に埋めていきます。答え合わせの号です。

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為替 ・ 金融政策 ・ 日本2026.07

米雇用統計を前に円が一時160円台へ急伸 何を見るか

今夜21時30分、米6月雇用統計。発表を前に円が急速に買われ、一時160円台をつけました。介入かどうかは確認されていません。強気と弱気を同じ重さで並べ、結果が出た瞬間に何を見ればいいかを、発表前に整理します。

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金 ・ 金融政策 ・ インフレ2026.07

最高値から28%安となった金は終わりの始まりか押し目か

金は1月下旬の史上最高値・約$5,590から約28%下落し、13年ぶりの最悪四半期に。急落は強気相場の終わりの始まりか、長い上昇の押し目か。事実と両論を同じ重さで並べます。

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原油 ・ インフレ ・ 地政学2026.07

原油は4年ぶり高値から急落|主役は地政学から中銀へ

4年ぶり高値まで急騰した原油は、米イランの停戦で急落しました。危機は去ったのか、それとも一服にすぎないのか。物価の主役が地政学から中央銀行へ移る局面を、強気と弱気の両論で整理します。

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世界経済 ・ 食糧・コモディティ ・ 金融政策2026.07

エルニーニョはまだ弱いのに、冬に「非常に強い」確率63%

エルニーニョが発生し、この冬にかけて強まる見通しです。砂糖や小麦の食料価格が再び不安定になるなか、これは一時的な供給ショックか、中央銀行が動くべき物価上昇か。食料の家計ウェイトが高い新興国ほど効く「非対称」を、公開一次情報で中立に整理します。

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金融政策 ・ 米国経済 ・ 為替2026.06

Fedの年内見通しが利下げから利上げへ急反転

Fedは6月会合で金利を据え置く一方、メンバーの見通しは「年内利下げ」から「年内利上げ」へ転換しました。7月2日の米雇用統計を前に、タカ派・慎重派の両論と、次に見る指標を公開データで中立に整理します。

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