据え置きは予想どおり、壊れたのは30年債|FOMC結果編
政策金利は0.01ポイントも動かず、30年債だけが19年ぶりの高さへ。委員会は9対3に割れ、議長は説明を絞りました。動いたのは金利ではなく、30年先を推定するための材料の質のほうだ、と私はみています。
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売りたいから強気を語る、持っているから弱気を見ない。そうした立場から解放されて自由に書きます。
数字と事実には確認できる出どころを添えます。一次情報を優先します。
見立ては言い切って終わりにせず、時間が経ってからあらためて採点します。
「見逃すな」「今すぐ」とは書きません。強気と弱気を同じ重さで並べ、淡々と書きます。
政策金利は0.01ポイントも動かず、30年債だけが19年ぶりの高さへ。委員会は9対3に割れ、議長は説明を絞りました。動いたのは金利ではなく、30年先を推定するための材料の質のほうだ、と私はみています。
続きは、無料登録で。最初に出る被害額は、なぜいつも小さいのか。311では初動の試算が津波を含まず、政府の16.9兆円もストックの毀損だけを数えたものでした。被害額の書き換わり方には三つの型があります。そして三つ目は、最後まで金額になりません。
原油は100ドル超えから一時87ドル台へ急反落。それでも市場は「利上げ」への賭けを降りていません。木曜午前3時の結果発表の前に、この織り込みが何の値付けなのかを整理しました。
続きは、無料登録で。介入は隠せる。だが配管には数日遅れの概算という形で痕跡が残る。誰でも無料で見られる「介入探知機」の読み方を、4月30日の実例つきで。7月31日19時の答え合わせの前にどうぞ。
輸出+75%と国内-21%が同じ産業に同居しています。産業の勝利か、圧力の排出か。前号の中国経済の見立てを、自動車という断面で確かめます。
続きは、無料登録で。市場の財布には撤退ボタンが付いている。国家の財布には付いていない。AIサイクルが下を向いたとき、二つの財布は正反対に動くはずです。総額ではなく「撤退の条件」から見る米中比較。
続きは、無料登録で。節目の数字は警報ではなく目盛りです。100兆元の中身(中央と地方、新規と置き換え)と、低金利のまま積み上がる構図の読み筋を、日本の読者の物差しで整理します。
続きは、無料登録で。戦火が広がったのに、金は買われませんでした。市場はこの戦争を物価と金利の問題として値付けています。原油高と円安がはじめて同じ側に立つ、第2波の話です。
続きは、無料登録で。否定されたはずの観測を、値段はまだ抱えたまま。前号の答え合わせとあわせて、三人の閣僚がそろって残した「必要あれば」という扉の意味を考えます。
動かさないことの利息が薄くなったとき、人はお金を動かし始める。日韓中の三部作の三本目は、出口が国内に閉じているぶん熱が内側にこもる、中国の家計マネーの話です。
続きは、無料登録で。教科書なら通貨高のはずの国で、なぜ通貨が沈むのか。ウォンは貿易の話ではなくバランスシートの話。「韓国版・貯蓄から投資」の合成の通貨安は、新NISA以後の日本にも他人事ではありません。
好決算は防波堤にならない。株価は物語を織り込み、契約価格は実需を映す。二つの値段の乖離がどちらへ収斂するか、7月22日のSKハイニックス決算から答え合わせが始まります。
続きは、無料登録で。Amazon1社で年約920億ドル。市場は平然と飲み込んでいますが、値段を求め始めた気配もあります。中心と周辺を分けて、AIマネーの行き先を確かめます。
「利上げしたのに通貨が下がった」。その多くは織り込みの構造で説明がつく。市場はニュースの前に動く。どこまで動いているかは、確率のかたちで毎日見られる。仕組みを一度だけ丁寧に。
同じ工場から出た車が、外では+69.6%売れ、内では-16.1%。3か月続く「外は加速、内は収縮」はどちらが先に折れるのか。7月末の政治局会議・8月の貿易統計・7月分TSFで、その答えは確かめられます。
続きは、無料登録で。発言ひとつで円が1円動き、長期金利が10bp下がりました。GPIFの国内シフトは利上げに頼らない円安対策か、それとも資産配分の独立性への一線か。7月14日の20年債入札・7月中旬の骨太閣議決定・8月のGPIF開示。答え合わせの日付を並べます。
続きは、無料登録で。議事要旨が示したのは、次の一手ではなく「考え方」の変化でした。約束(フォワードガイダンス)を外し、場合分けで語る枠組みへ。タカ派の兆しと見るか、整理に過ぎないと見るか。7月14日のCPIが最初の分岐点になります。
続きは、無料登録で。円は約39年半ぶりの安値、ウォンは輸出が過去最高でも下落。同じ通貨安でも、円は投機と財政、ウォンは資本流出が主役です。為替を動かすのは貿易か、それとも資本か。2つの通貨を並べて確かめます。
原油が跳ねれば金も上がるとは限りません。実質金利が切り上がった今回、「有事の金」は実質金利に負けました。一時的な逆転か、それとも力関係そのものの変化か。どこを見れば答え合わせできるかを整理します。
続きは、無料登録で。金は利息を生みません。なのに、実質金利が2%台に高止まりしたまま史上最高値を更新しました。教科書の逆相関と、それが崩れた2020年代。金を見る4つの物差し(実質金利・中銀購入・ドル・流動性)を整理します。
続きは、無料登録で。「利上げか据え置きか」は、実は会合前にほぼ織り込まれています。市場が動くのはドットチャートの分布と会見の言葉です。そして2026年は、その「見方の型」自体が新議長の下で変わり始めました。7月28〜29日の次回会合を前に、その型を確かめます。
続きは、無料登録で。物価のニュースで毎月見るCPIには、この夏、静かながら大きなイベントが控えています。統計のモノサシを5年ぶりに作り直す「基準改定」です。前回は公表済みのインフレ率が一夜で0.7ポイント書き換わりました。どのCPIを、どう見ればいいのかを整理します。
売られたのは「決定」ではなく「案」でした。2年金利は動かず、30年だけが4%に乗りました。市場が値付けし直したのは利上げ予想ではなく、長く貸すリスクの値段です。何が書いてあり、どこを見ればいいのかを、一次資料から確かめます。
続きは、無料登録で。債券の価格と利回りはシーソーの関係にあります。では、いまの超長期金利の上昇は「利上げ予想」なのか「財政リスクの上乗せ」なのか。国債という世界で一番大きな借金の値段の見方を、金利が財布に届く経路まで確かめます。
続きは、無料登録で。「介入」は毎日見出しに出るのに、仕組みは意外と知られていません。誰が決めるのか、お金はどこから出るのか、効くのか、実施をどう見分けるのか。4つの問いで確かめます。7月31日の「答え合わせ」の前にどうぞ。
続きは、無料登録で。弱い雇用と「改善」した失業率が同居した一夜。円は一時160円64銭、利上げ観測は半分だけ生き残りました。前号で示したチェックリストを、結果で上から順に埋めていきます。答え合わせの号です。
続きは、無料登録で。今夜21時30分、米6月雇用統計。発表を前に円が急速に買われ、一時160円台をつけました。介入かどうかは確認されていません。強気と弱気を同じ重さで並べ、結果が出た瞬間に何を見ればいいかを、発表前に整理します。
続きは、無料登録で。金は1月下旬の史上最高値・約$5,590から約28%下落し、13年ぶりの最悪四半期に。急落は強気相場の終わりの始まりか、長い上昇の押し目か。事実と両論を同じ重さで並べます。
続きは、無料登録で。4年ぶり高値まで急騰した原油は、米イランの停戦で急落しました。危機は去ったのか、それとも一服にすぎないのか。物価の主役が地政学から中央銀行へ移る局面を、強気と弱気の両論で整理します。
続きは、無料登録で。エルニーニョが発生し、この冬にかけて強まる見通しです。砂糖や小麦の食料価格が再び不安定になるなか、これは一時的な供給ショックか、中央銀行が動くべき物価上昇か。食料の家計ウェイトが高い新興国ほど効く「非対称」を、公開一次情報で中立に整理します。
続きは、無料登録で。Fedは6月会合で金利を据え置く一方、メンバーの見通しは「年内利下げ」から「年内利上げ」へ転換しました。7月2日の米雇用統計を前に、タカ派・慎重派の両論と、次に見る指標を公開データで中立に整理します。
続きは、無料登録で。日銀は政策金利を1.0%へ。それでも円安は続く。この「ねじれ」を強気・弱気の両論で整理します。
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